Profile

アスパラ専門農家ジェットファーム

長谷川博紀

函館生まれ。将来世界中で食料不足が起こるという記事を見て25歳の時に農家になることを決意。7年働いた会社を退職し、尊敬する農家での研修を経て2012年に厚沢部町でアスパラ専門農家ジェットファームをスタートしました。

順調なスタートでしたが、徐々に体調不良を感じるようになり原因を探ってみると、ある農薬を散布するときに体調が悪くなることがわかり、以降農薬を使わない決断をしました。

その後、化学肥料・農薬を全く使わない農法を学びはじめ、3年目から劇的な変化が起こるようになります。虫がつかない、病気にならない、味が良くなるという3拍子に加え、アスパラの品質が格段に良くなり口コミで広がるようになりました。

自他共に認める、 “はんかくさい” (この地域の言葉で愛情を込めて不器用・ドジなどを表現する言葉です)私がここまでやってこれたのは、農業を教えてくれた先輩方やアスパラを美味しいと言ってくださるみなさん、そして何より元気をくれる家族のおかげです。

今後も、自分の子供に食べさせられる安心さを追求し、土地の力を最大限にだしてもらえるような“引き算の農法”でおいしいアスパラをつくってまいります。

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About Us

<私たちの想い>

私たちが農家として子供や孫にできることは健全な地球を残していくことです。

そして、皆さんに美味しいアスパラを食べて元気になってもらいたい。だから化学肥料や農薬は一切使いません。

自然から搾取するのではなく、自然に生かされていることを理解し、畑の恵みをいただく。これが私たちの行動指針となっています。

<農法へのこだわり>

無農薬・無化学肥料、除草剤や殺虫剤も一切使用せず植物性の原料を中心に発酵させた堆肥を使っています。何よりも心掛けているのは土地の力を信じること。「えらいのは自分ではなく土地」を信条に、この素晴らしい土地本来の力を引き出す農法に辿り着きました。

<気候>

ここ厚沢部町は360度山に囲まれた盆地です。

夏は33℃、冬は氷点下30℃にもなり積雪も多いところです。また、朝晩の寒暖差も大きく過酷な環境ではありますが、この環境こそが絶品アスパラを育てるのに最適なのです。

<土>

畑の周りには川が回り込むように流れていて、過去何百年間もかけて上流の山から流れてきた栄養素を大地にたっぷりと蓄えています。そのおかげで畑は有機質成分に富んだ肥沃で力強い土壌となり豊かなアスパラを育みます。

<水>

地域の水道は自然の力で浄化されたきれいな湧水をひいており、私たちのアスパラにも使用しています。山に降った雨や雪が地中深くに浸透し、長い年月を経て水源地から湧き出ています。

アスパラの90%は水でできていて、使用する水こそがアスパラの品質を決めるとても重要な要素です。

 

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Asparagus

アスパラとは茎を食べる珍しい野菜です。程よい糖分・水分・旨み、そして皮の柔らかさが美味しさを左右します。私たちのアスパラは太くて長く、筋が少なくパキッとした食感、そしてみずみずしく濃厚な旨みが特徴です。

収穫は春から夏にかけて行います。春は旨みが濃厚で糖度が控えめなのに対して、夏は旨みが控えめで糖度が上がります。

以前はいかに美味しいアスパラを育てるかという事ばかりを考えてきましたが、最近ではこの素晴らしい土地の力をいかに引き出すか、という考え方に変わり結果として以前よりもよいアスパラが作れるようになりました。

<おすすめの食べ方>

・春のアスパラはオールマイティに使え、夏のアスパラは焼いて食べるとより味わい深くなります。

・塩と太白胡麻油に5分ぐらい馴染ませてアスパラの旨みを塩に吸収さえ、アフライパンで炒めるのがおススメ。

・食材としては卵、ベーコン、チーズ(特にパルミジャーノチーズ)、バターなど、お酒は料理にもよりますがワインとの相性が抜群です。

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